梅雨入りが発表されてじめっと肌にまとわりつくような空気やどんよりした空に、気持ちも沈みがちですが、こんなときこそお花に癒されたい!
この時期、梅雨の晴れ間の青空にも、雨空にも美しく映えるあじさいを眺めると心が癒されますよね。
そこでライトアップや電車の旅も楽しめる「箱根あじさい電車」について見頃や見どころ、「夜のあじさい電車」の予約とり方などを調査しました。
また、箱根登山の「夜のあじさい号」に乗った際のレビューもご紹介します。
箱根あじさい電車「夜のあじさい号」乗車レビュー
おはナビ!( 'ч' )☁
— 箱根ナビ (@hakone_navi) June 19, 2023
夜のあじさい号楽しみ方
[写真を撮ろう!]
📸✨
箱根湯本駅のあじさいアーチや鉢植えのあじさいなど、撮影スポットが沢山あります😊
特にあじさい号で途中停車をする宮ノ下駅や塔ノ沢駅では、ヘッドマークデザインのボードを持って記念撮影してみてください٩( 'ω' )و pic.twitter.com/PEYc0Kw2Dm
箱根のゆるキャラたち。一緒に撮りそびれました・・・
小田原から箱根登山線に乗り、終点の箱根湯本駅のホームから改札にある手作りのゲートをくぐり、線路を渡って隣のホームが「夜のあじさい号」の乗り場です。
18:54発の「あじさい1号」(強羅19:53着)です。
「あじさい号」のチケットは全席指定の片道500円、往復で1,000円となっています。
(別途・箱根湯本~強羅間の箱根登山線通常の乗車券が必要です。)
4人掛けのボックス席に座り、出発!
駅員さんが手作りのプラカードでお見送りしてくれます。
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箱根あじさい電車「夜のあじさい号」乗車レビュー車内の様子
通常の箱根登山線の車両に比べ、少し照明を落としてあります。
あまりエアコンは効いていなかったので、ちょっと窓が曇り始めました。
箱根の山を走る電車は、スイッチバック(急こう配の坂を上る際に線路を切り替えるために使われる)を繰り返しジグザグに登っていきます。
スイッチバックの際に車掌と運転手が交代するのですが、外から満面の笑みで手を振ってくれました。
紫や青のあじさいがライトアップされていてきれいです。
「夜のあじさい号」は各駅停車ではありませんが、行きは宮ノ下駅・帰りは塔ノ沢駅で停車します。
残念ながら雨が強くあまり見られませんでしたが、宮ノ下駅のあじさいは見頃です!
彫刻の森付近で、車内のライトを全部消して真っ暗に。
これはライトアップされたあじさいに期待したい!とワクワクしていたのですが、まだ早かったかな・・・ここから上にかけては、見頃はこれからのようです。
あと、ちょっと残念だったのは、お花が群生しているスポットとライトアップがちょっとずれていたことです。
行きの終点、強羅に到着しました。
鉢植えのあじさいは駅のホームで可愛らしく咲いていました。
駅舎を出ると、たくさんの美しいバンブーアートが雨と相まって、幻想的な光景を演出していました。
ここで帰りの電車が発車するまで、少し待機です。
帰り道、真っ暗な車内から見たあじさいが綺麗に撮れました。
これは「夜のあじさい号」ならではの景色ですね。
帰りに夜のあじさい号に乗車
— おーじ (@semiexp_oji) June 26, 2023
基本非常灯のみが付いていて、ライトアップ箇所になると一旦停止して全て明かりが消えるので綺麗に鑑賞ができる pic.twitter.com/tma1tjDs8h
もっと綺麗に写真を撮ってらっしゃる方のツイートです。
帰りの休憩は塔ノ沢駅。
銭洗弁天があり、ここでお金を洗うと二倍三倍になると言われています。
スイッチバックのたびに先頭と後ろが逆になりますが、A号車を予約していたので運転席からの景色も良く見えました。
ちなみに箱根登山線は車両間の行き来はできません。
箱根あじさい電車「夜のあじさい号」乗った感想
席は4人掛けですが、ちょっと狭くて腰が痛くなってしまいました。
予算が許すなら、隣の席も予約して2つ独占できればゆとりがあるかも。
網棚もないため、荷物の多い方は大変そうでした。
往復で乗るなら、荷物は箱根湯本駅のコインロッカーなどで預けることをおすすめします。
ライトアップ区間になると徐行運転や一旦停止してくれるし一度は乗ってみたいと思っていた「夜のあじさい号」に乗れたのと、美しいあじさいライトアップを見られたので満足です。
箱根あじさい電車・夜のあじさい号時刻表
強羅行は「宮ノ下駅」、箱根湯本行は「塔ノ沢駅」で記念撮影の時間をもうけています。
ホームに出て写真撮影はできますが、改札は出られないので注意が必要です。
①6月15日(土)~6月20日(木)
②6月21日(金)~6月30日(日)
※引用:箱根ナビ
箱根あじさい電車2024予約取り方
箱根登山鉄道であじさいを楽しむ方法は
①予約の要らない通常列車(全席自由席)で昼の車窓からあじさいを楽しむ
※途中下車自由
②予約の要らない通常列車(全席自由席)で夜のライトアップを楽しむ
※途中下車自由
③予約の必要な臨時列車「夜のあじさい号(全席指定席)」で楽しむ
※箱根湯本⇔強羅・途中下車はできません
と、3通りあります。
③の「夜のあじさい号」という観光列車は予約が必要となります。
この列車は、座席指定で乗車できるだけでなく、あじさいがライトアップされた箇所では徐行や停車しながら進み、ゆったりとあじさいを鑑賞することができます。
座席指定列車の「夜のあじさい号」の運行期間は6月14日から6月30日までです。
「夜のあじさい号」は2019年を最後に4年ぶりの運行となります。
全席指定で、途中駅での乗り降りはできません。
座席券はインターネットで予約販売となります。
運転期間:2024年6月14日(土)~6月30日(日)
運転区間:箱根湯本駅~強羅駅 ※途中駅での乗降はできません。
片道料金:おとな500円・こども250円
座席券予約:2024年5月15日(水)10:00~先着順
以下で夜のあじさい号の予約の取り方の流れをご紹介します
予約サイト(小田急箱根グループ)にアクセス
https://www.hakonenavi.jp/topic/7051/ にアクセスし、「座席券販売サイトはコチラ」をクリックし、購入ページへ
「ご購入はこちら」をクリック※画像は2023年のものです
希望日を選ぶ
「チケット選択」が表示されている日を選んでクリック
希望の席を選ぶ
※カーソルを合わせると「選択可」「選択不可」と出ます
※車両間は通り抜けできません
A号車、B号車、C号車のうち希望の列車を選ぶ
座席を選ぶ
選択可能の席はブルーの●になっていますので、希望の席をクリック
必要事項を入力
・氏名、住所、電話番号、支払方法を選択して終了
終了したら、登録したメールアドレス宛に届いたメールに添付されたURLを開いて画像保存しておく
箱根あじさい電車2024みどころ
■大平台駅
早川橋梁から5分ほどで到着する大平台駅手前は、あじさいの数が最も多い場所です。
また、大平台駅周辺には「あじさいの小径」と呼ばれる散歩道が鉄道の線路沿いに続いています。
途中下車してこの散策路を楽しむこともおすすめです。
大平台駅の『スイッチバックカフェ』では、スイッチバックする電車の様子を見ながらランチを楽しむことができます。
特等席は、電車が目の前を通過するカウンター席であり、外のデッキからもスイッチバックの様子を観察できますよ。
■箱根強羅公園
箱根強羅公園では「あじさい展」が6月1日(木)~6月21日(水)に開催されます。
この公園は、日本で最初のフランス式整形庭園として1914年に開園され、広大な敷地内には熱帯植物館やバラ園などがあり、あじさい以外にも約200種類の花々が楽しめるので是非寄ってみてください。
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さいごに
私が乗車した日は、箱根湯本~塔ノ沢あたりまでが見頃で、彫刻の森や強羅付近はまだ早いかなぁという感じでした。(2023年6月23日の情報です)
雨が強く降っていたので肌寒く、強羅で下車する際には羽織は必要でしたが車内はちょっと蒸し暑いので半袖+羽織くらいで出かけてちょうど良かったです。
7月上旬になれば上の方も見頃になるのではないでしょうか?今度はお昼に各停であちこち寄りながら散策してみたいです。
箱根のあじさい電車、みなさまもぜひ一度乗ってみてください。
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